東芝は9月17日、回転数7200rpmで容量500Gバイトの2.5インチHDD「MK5056GSY」を、10月から量産すると発表した。ハイスペックノートPCなど向け。
ディスク2枚とヘッド4本で構成。平均シーク時間は、読み出しが11ミリ秒、書き込みが12ミリ秒。
従来製品「MK3254GSY」(7200rpm、320Gバイト)より内部転送レートを約23%、エネルギー消費効率を約28%向上させたという。シーク時の騒音は従来品の28デシベルから25デシベルに落とし、静音性を向上させた。
7200rpmの320Gバイトモデル(ディスク2枚)、250Gバイトモデル(ディスク1枚)、160Gバイトモデル(同)も10月から量産する。
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