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社員の自殺問題で、France Telecomの幹部が退任

社員の自殺が相次いでいるFrance Telecomの国内事業責任者が退任した。

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 France Telecomは10月5日、同社の国内事業担当のCEO代理ルイス−ピエール・ウェンズ氏の退任を発表した。

 ウェンズ氏が会長兼CEOのディディエ・ロンバルド氏に退任を申し出、ロンバルド氏はそれを受け入れた。報道によると、ウェンズ氏は社員にあてたメールで、相次ぐ社員の自殺に「打ちのめされた」と述べていたという。

 France Telecomでは2008年初め以来、22人の社員が自殺し、13人が自殺を試みている。社員が会議中に自分の腹部を刺したり、オフィスの窓から飛び降りるなどしたことがマスコミに取り上げられ、問題視されていた。

 ウェンズ氏の後任にはステファニー・リチャード氏が任命された。

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