ひと言もしゃべらないのに、距離が近い 広瀬香美さんが“Twitterライブ”
広瀬香美さんが、Twitterで参加者を募り、実況中継もするTwitterライブを開催した。広瀬さんはTwitterでのMCに徹し、ライブ中はひと言もしゃべらなかったものの、観客との距離は近かった。
会場後方に映し出されたTwitterのタイムラインに「まってましたわぁ〜〜〜〜〜!呟いてますか!!!!!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」とオーディエンスを歓迎するつぶやき――シンガーソングライターの広瀬香美さんが11月13日、日本人初の“Twitterライブ”を都内で開いた。TwitterとUstreamで生中継する中、MCもつぶやきのみで、広瀬さんは終始無言。「ビバ☆ヒウィッヒヒー」など5曲を熱唱した。
観客もTwitterを通じて抽選で200人を招待。当日の天気は雨だったものの、会場を埋め尽くすほどの観客が広瀬さんの歌を聞きに訪れた。普通のライブと違うのは、会場に訪れたほとんどの人がiPhoneや携帯電話、PCを手元に抱えていたこと。ステージにも広瀬さん愛用のPCが置かれていた。
広瀬さんは、「ビバ☆ヒウィッヒヒー」のイントロとともに登場。ステージと客席の盛り上がりは普通のライブと同じだが、そこはTwitterライブ。歌い終えた広瀬さんは大きな拍手をバックに愛用のPCの元へ走り、黙々とつぶやき始めた。「私、しゃべりたくてしょうがないですが、しゃべらないです!つぶやくコンサートなのですわ!」
観客からは「盛り上がっているのか盛り上がっていないのか分からない」という声や、「『つぶやきもいいが、歌ってくれ』って誰かつぶやいて!」という声が上がる。広瀬さんは最後までひと言もしゃべらなかったが、会場からちゃちゃが入るたびに笑いが起こり、観客との距離が近い和気あいあいとしたライブだった。
広瀬さんは、ビバ☆ヒウィッヒヒーのほか、「ビバ☆秋葉原」「ビバ☆ダイエット」の“ビバシリーズ”と「Dear again」を熱唱。Dear againでは、マイクなしで観客と一緒に歌うパフォーマンスもあった。
「拍手!拍手!拍手!拍手!拍手!拍手!拍手!拍手!拍手!拍手!拍手!拍手!」「アンコール!アンコール!」「アンコールまだーーーー?」とTwitterでアンコールをリクエストするユーザーも。アンコールのリクエストには、ビバ☆ヒウィッヒヒーを歌い、応えていた。
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