ノルウェーのOpera Softwareは2月25日、次期Webブラウザ「Opera 10.50」のMac向けβ版をリリースした。Operaのサイトからダウンロードできる。
Opera 10.50では新しいJavaScriptエンジン「Carakan」やグラフィックスライブラリ「Vega」、HTMLレンダリングエンジン「Opera Presto 2.5」の採用により、高速化を図っている。HTML5、CSS 3のサポートが強化されたほか、検索機能やウィジェットが改良された。
Windows版のリリースから約2週間遅れて公開されたMac版は、Mac OS X用のアプリケーション構築フレームワーク「Cocoa」で構築されており、情報表示モジュールのGrowlに対応した。ウィジェットメニューがメニューバーに統合され、ドックからの起動が可能になるなど、ウィジェット関連機能もMacのユーザーインタフェースに融合された。また、Mac OS X 10.4(Tiger)のサポートを復活させた。
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新JavaScriptエンジン「Carakan」、新グラフィックエンジン「Vega」、レンダリングエンジン「Opera Presto 2.5」を実装した将来版Operaは、現行のバージョン10.10より7倍速いという。
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