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「Cabos」ユーザーを著作権侵害で初逮捕 楽曲を無断公開
「Cabos」を使用し、音楽ファイルを無断でアップロードしていたとして、高松市内の飲食店経営の男(38)が逮捕された。Cabosによる著作権侵害でユーザーが逮捕されたのは初。
日本音楽著作権協会(JASRAC)によると、香川県警は2月25日、ファイル共有サイト「Cabos」を使用し、音楽ファイルを無断でアップロードしていたとして、高松市内の飲食店経営の男(38)を、著作権法違反(公衆送信権侵害)で逮捕した。Cabosによる著作権侵害でユーザーが逮捕されたのは初めて。
調べでは、男は昨年12月12日〜15日にかけ、経営する飲食店内で、JASRACが著作権を持つ楽曲データをCabosを通じて権利者に無断でアップロードし、不特定多数のユーザーに対して送信できる状態にしていた疑い。
Cabosは、Gunutellaネットワークを利用した日本製のファイル共有ソフト。
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