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リンクシェアとトラフィックゲートが合併 国内アフィリエイト最大手に
三井物産子会社のリンクシェア・ジャパンと楽天子会社のトラフィックゲートが合併。アフィリエイト広告サービスで国内最大手に。
楽天と三井物産は3月29日、アフィリエイト広告サービスを展開する楽天子会社のトラフィックゲートと、三井物産子会社のリンクシェア・ジャパンを5月1日付けで合併することで合意したと発表した。両社合算の取り扱い物販流通総額は約4000億円に上り、国内トップになるとしている。
合併後はリンクシェア・ジャパンが存続会社となり、出資比率は楽天と三井物産が36.25%ずつ、米LinkShareが27.5%。代表取締役会長に楽天の島田亨氏、代表取締役共同社長にトラフィックゲートの小宮山晋太郎社長、取締役共同社長に現リンクシェア・ジャパンの津田圭吾社長が就任する。
リンクシェア・ジャパンは三井物産が2004年に設立したが、楽天は05年に米LinkShareを買収しており、国内事業で“ねじれ”が生じていた。合併でLinkShareブランドに統一、アジア市場への展開などを図っていく。
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