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Ustreamが“普通”になる日

ソフトバンクが、カラオケルームで気軽にUst配信してもらう実験を始める。UstがITに縁の薄い層にも広まれば、新たな面白い使い方が生まれそうだ。

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 先週のアクセストップは、NHKの番組にリアルタイムでツッコミを入れようと企画されたUstream番組「激笑 裏マスメディア〜テレビ・新聞の過去〜」に関するリポートだった。

 Ustreamが国内で急速に存在感を増している。DoubleClick Ad Planner(旧Google Ad Planner)で調べてみると、日本からのアクセスは 今年1月以降急増している。

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Ustreamへの日本からのアクセス推移(DoubleClick Ad Planner調べ)

 IT関連の発表会を実況したり、Twitterを使っている有名人がイベントの様子を流したり、IT企業の社長がクワガタコスプレで定例配信したりなど、UstreamはIT関連のユーザーの間では、かなり普及してきた。

 米Ustreamに出資したソフトバンクは、カラオケルーム内で家族や友人と気軽にUstreamを楽しめるようにする「シダックスUSTREAMルーム(仮称)」をオープン予定。こういった試みが成功すればUstreamは、ITと縁の薄いユーザーにも一気に広がるかもしれない。

 注目は、視聴者数の多い面白い番組に集まりがちだが、視聴者数十人程度の“ロングテール”で“グダグダ”なライブ配信もUstreamには合っていて、ネットっぽさを感じさせる。ユーザー拡大につれ今後も、面白い使い方が発明されていきそうだ。

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