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「Office 2010」が完成 企業向け提供は4月末、一般販売は6月から
Microsoftが「Office 2010」を完成させた。まずはボリュームライセンスに加入している企業顧客に提供する。
米Microsoftは4月15日、次期版オフィススイート「Office 2010」が完成したと発表した。4月末から企業顧客に提供され、6月に一般発売される。
完成版(「RTM(製造工程向けリリース)」と呼ばれる)はまず4月27日からSoftware Assurance(SA)に加入しているボリュームライセンス顧客に、5月1日からSAなしのボリュームライセンス顧客に提供される。米国での一般発売は6月となるが、予約は既にMicrosoft Storeで受け付けている。
Office 2010の小売価格は99〜499ドル。プリインストールのみの「Starter」エディションや、プリインストールされたOfficeを上位エディションにアップグレードできるプロダクトキーカードも提供する。
Office 2010は2009年11月にβ版がリリースされ、ダウンロード数は750万を超えた。これは、Office 2007β版の3倍以上という。
またMicrosoftは、SharePoint 2010、Visio 2010、Project 2010もRTMに達したことを明らかにした。
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