米GoogleはWebブラウザ安定版のセキュリティアップデートとなる「Google Chrome 5.0.375.70」を公開し、複数の深刻な脆弱性に対処した。6月8日のブログで明らかにした。
最新版では11件の脆弱性を修正した。このうち9件が高リスクに分類されている。US-CERTによれば、攻撃者がこれら脆弱性を悪用した場合、任意のコードを実行したり、クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃を仕掛けたりできてしまうほか、セキュリティ制限をかわしたり、重要情報を入手したりすることも可能になる。
既にGoogle Chromeを導入済みの場合、アップデートは自動的に適用される。OSはLinux、Mac、Windowsに対応している。
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