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電子書籍リーダー「NOOK」に低価格モデル 既存モデルも値下げ
米大手書店Barnes & Nobleの電子書籍リーダー「NOOK」に、3G機能を省いた149ドルのモデルが登場した。
米大手書店Barnes & Nobleは6月21日、電子書籍リーダー「NOOK」に安価な新モデルを追加し、既存モデルを値下げした。
新モデル「NOOK Wi-Fi」は、従来モデルの「NOOK 3G」から3G機能を省いたもので、価格は149ドル。無線接続がWi-Fiのみという点以外は、3Gモデルと同様に、電子ペーパーディスプレイとタッチ対応カラーディスプレイ、Android、電子書籍ストアへのアクセス機能、電子書籍を友人と貸し借りできる「LendMe」機能、Barnes & Noble店内で電子書籍を立ち読みできる「Read In Store」機能などを備える。
またBarnes & NobleはNOOK 3Gの価格を259ドルから199ドルに引き下げた。NOOKソフトウェアもバージョン1.4にアップデートし、米キャリアAT&TのWi-Fiホットスポットも無料で利用できるようになった。
この日はAmazonも電子書籍リーダーを259ドルから189ドルに値下げしている。
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