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サンデル教授「これからの正義の話をしよう」が電子書籍に 梅田望夫さんの“成長する本”も発売
ハーバードの人気講義をもとにしたサンデル教授のベストセラーが電子書籍化。梅田望夫さんの「iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう」も配信開始。
早川書房は、マイケル・サンデル ハーバード大学教授の著書「これからの「正義」の話をしよう」の電子書籍版を8月27日に発売する。iPhone/iPadアプリとボイジャー「理想書店」で販売し、発売から3週間は900円(通常は1600円)。
サンデル教授は、政治哲学者として「正義」の問題を学生との対話形式で考えていく講義がテレビ放映されて話題に。近く来日して東京大学で特別講義を行うほか、電子書籍版を発売する27日には都内で開かれる「ハヤカワ国際フォーラム」に出席する予定だ。
電子書籍版はApp Storeと理想書店で販売。App StoreではiPhoneアプリを先行販売し、アップデートでiPadに対応する予定。理想書店はiPhone/iPad、PCに対応する。
19日には、梅田望夫さんの著書「iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう」(産経新聞社など)がiPhone/iPadアプリとしてApp Storeで発売された。450円。
iPadの登場を契機として、Webなどの未来像についてプログラマーの中島聡さんと交わした往復書簡集。読者からの質問に梅田さんと中島さんが答え、内容をアップデートしていく“成長する本”になっているという。梅田さんが産経新聞に連載している「ウェブ立志篇」の26回分も加筆・再編集して収録している。
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