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新型Kindle、既に2009年年末商戦の売り上げ超える
Amazonが電子書籍リーダー「Kindle」の好調ぶりをアピール。7月に発売された新モデルは、急ペースで売れているという。
米Amazonは10月25日、7月に発売したKindleの最新モデルが、2009年の年末商戦期に売れたKindleの台数を超えたと発表した。
年末商戦期を含む第4四半期は、クリスマスギフト需要などにより、Amazonでは最も製品が売れるシーズンだ。それにもかかわらず、新型Kindleは7〜10月の間に、昨年第4四半期のKindle売り上げを上回ったという。
新型Kindleは従来モデルよりも小型で軽く、新しい電子ペーパーを採用してコントラストが向上している。3G+Wi-Fiのモデルと、Wi-Fiのみの廉価版がある。Amazonは間もなく、Kindleに電子書籍の貸し借りができる機能を導入する予定だ。
また、Amazon.comにおいて、Kindle書籍の販売数が紙の書籍を上回る状態も続いているとしている。ベストセラー上位10作において、Kindle書籍は紙の書籍(ハードカバー、ペーパーバック合わせて)の売り上げの2倍以上となっている。しかも紙の書籍の売り上げは減っているわけではなく、伸び続けているという。
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