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金星探査機「あかつき」、一時通信途絶えるも回復
初音ミクパネルを載せた「あかつき」の金星軌道投入作業7日朝、が始まった。通信が一時途絶えるトラブルも発生したが回復。軌道投入はまだ確認されていない。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道への投入作業を、12月7日午前8時49分にスタートした。通信が一時途絶えるトラブルもあったが、午前10時28分ごろに回復。午前11時時点では、軌道投入はまだ確認されていない。
午前8時49分に軌道制御エンジンを噴射して減速。8時50分に、あかつきの地食に伴い通信が中断した。その後予定時刻になっても通信が回復しないトラブルに見舞われたが、通信の回復に向けて作業。10時28分ごろ、通信が回復した。
JAXAは「探査機の状況を確認中」としており、午前11時時点では、金星軌道への投入は確認されていない。確認でき次第改めて知らせるとしている。あかつきの様子はTwitter「@akatsuki_jaxa」でも確認できる。
周回軌道投入は最大の山場。あかつきの打ち上げ時重量のほぼ半分を減速用の燃料が占めており、噴射による減速のチャンスは1回きり。成功すれば、日本の探査機の惑星周回軌道への投入は初となる。
あかつきには、初音ミクファンのイラストやメッセージが詰まったパネルが搭載されている(初音ミク「あかつき」に搭乗! 種子島で実機を見てきた)。
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