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寄付したい人と社会福祉施設をつなぐ「お願いタイガー!」 協力者募集中
寄付などの援助を求めている社会福祉施設と協力したい人をマッチングするサイト「お願いタイガー!」がオープン。“タイガーマスク運動”に触発され、個人が開発した。
寄付やボランティア活動を通じた援助を求めている社会福祉施設と、協力したいと思っている人をマッチングするサイト「お願いタイガー!」がこのほどオープンした。「Twitterアイコンメーカー」などを運営している阿比留康光さんが、ランドセルなどを寄付する“タイガーマスク運動”に刺激を受けて開発した。
児童養護施設や知的障害児施設、養護老人ホームなど社会福祉事業を行う団体・施設が、寄付して欲しい物のリストや送り先、寄付金の振込み先、ボランティア募集情報などを登録・公開できるサイト。ユーザーは登録されている内容をキーワード検索したり、援助を求めている施設・団体を都道府県別リストから探して直接連絡を取ることができる。
阿比留さんは、タイガーマスク運動をきっかけに「ウェブ制作・運営を仕事にしている自分にできて、大きな効果を得る方法が何かあるはず」と考え、同サイトを企画。「NPO法人や財団法人を通すのは好きじゃない」ため、ユーザーと施設を直接つなげる仕組みにしたとサイトで説明している。
阿比留さんが社長を務める「有限会社AbiStudio.com」がボランティアで運営しており、運営に協力してくれるプログラマーやWebデザイナーを募集している。
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