「Sony Tablet」今秋以降に発売 折りたたみ2画面モデルも
ソニーがAndroid 3.0を搭載したタブレット端末「Sony Tablet」2モデルを発表した。今秋以降に世界で発売する予定。デュアルディスプレイ搭載の折りたたみモデルも登場。
ソニーは4月26日、Android 3.0を搭載したタブレット端末「Sony Tablet」を発表した。今秋以降に世界で発売する予定。
「S1」と「S2」の2モデル。Android 3.0とWi-Fi、WANも搭載することでネットに接続してコンテンツを楽しめる。それぞれ独自の即応性技術により、タッチパネル上の操作やWebブラウザの表示を快適なスピードで行えるという。また、大画面に適したキーボード配列を採用し、メールやSNSなどの基本機能を快適に操作できるとしている。
液晶テレビ「BRAVIA」などを操作したり、DLNAによる機器間のコンテンツ連携、ソニーのコンテンツ配信「Qriocity」に対応。また、Android上でプレイステーションソフトを楽しめる「PlayStation Suite」に対応、初代プレイステーションのソフトを楽しめる。
S1は9.4インチディスプレイを搭載したピュアタブレットモデル。重心を片側に寄せた偏重心デザインを採用することで、手にしたときの軽量感と安定したホールド感を実現し、長時間使用での快適性を追求しているという。
S2は5.5インチディスプレイをデュアル搭載し、折りたたみが可能なモデル。たためばコンパクトになる携帯性格と、デュアルディスプレイによる大画面の利便性を両立させた。1つの画面に映像、もう1つに操作ボタンを表示させるなど、2つの画面に別々の機能を表示することも可能で、「従来のタブレット端末とは異なる閲覧性と操作性を実現している」という。
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