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「Google Chrome 11」の安定版がリリース
GoogleがリリースしたWebブラウザの最新版では、多数の脆弱性を修正したほか、音声入力による翻訳などの新機能を盛り込んだ。
米Googleは4月27日、Webブラウザ「Google Chrome 11」の安定版をWindows、Mac、Linux、およびInternet Explorer(IE)用プラグインのChrome Frame向けにリリースした。多数の脆弱性を修正したほか、音声入力による翻訳などの新機能を提供している。
Google Chrome Releasesブログによると、最新版となる「Chrome 11.0.696.57」では合計25件の脆弱性に対処した。危険度は上から2番目に高い「High」が16件と大半を占め、中程度の「Medium」が6件、最も低い「Low」が3件となっている。
脆弱性情報の提供者にはそれぞれ500〜3000ドルの報酬が支払われた。
またセキュリティ以外の新機能として、Google Translateでのテキストの音声入力が可能になった。翻訳したいテキストを入力する枠の右下にマイクのアイコンが表示される。これをクリックして、「お話しください」という吹き出しが表示されている状態でPCのマイクに向かって話すと、音声がテキストに変換され、その翻訳結果がテキストとして表示される。入力したテキストと翻訳結果は音声として聞くこともできる(編注:日本時間4月28日7時現在、音声入力機能はまだ日本のGoogle翻訳には対応していないもようです)。
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