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日立情報システムズ、溶接できる金属製タグを開発
日立情報システムズは、溶接で金属体に直接取り付け可能な金属製タグを開発した。プラント設備や機械の点検・保守などの効率化につながるとしている。
日立情報システムズは5月6日、溶接可能な金属製タグを開発したと発表した。対象の金属体に取り付け用の穴をあける必要がなくなり、取り付け強度も増したという。プラント設備や作業機械の点検・保守などの効率化につながるとして、7月から管理用ソフトと組み合わせて販売する。
溶接時の高温や電流に耐えうる構造とし、外装は衝撃や紫外線に強い金属素材を使用、サンドブラストする機械や高圧水洗浄を行う容器などへの取り付けも可能という。本体サイズは22(幅)×24(奥行き)×5.3(高さ)ミリと小型で、取り付けが容易だとしている。
同社は同製品と設備管理用ソフトウェアを組み合わせる事で、設備管理の効率化を実現できるとしている。5月11日〜13日に開かれる「オフィスセキュリティEXPO」(東京ビッグサイト)の日立化成工業のブースに出展する。
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