ニュース
世界初のワイヤレス充電対応スマートフォン、ドコモが発売
ワイヤレス充電に対応した世界初のスマートフォン「AQUOS PHONE f SH-13C」がドコモから登場。無接点給電の標準規格「Qi」に対応し、充電器の上に置くだけで充電できる。
NTTドコモは5月16日、ワイヤレス充電に対応したスマートフォン「AQUOS PHONE f SH-13C」を7〜8月に発売すると発表した。同社によると、ワイヤレス充電機能を搭載したスマートフォンは世界初。今後も対応機種を拡充するとともに、飲食店などと協力してワイヤレス充電スタンドをインフラとして広げていく考えだ。
過去にはPalm Preもあるが、ドコモによると、「専用カバーなどのアクセサリを使わず、ワイヤレス充電可能なスマートフォンとして世界初。IEC加盟の携帯電話機メーカーおよび台湾携帯電話メーカーの携帯電話において」(2011年5月15日調べ)としている。
SH-13Cはシャープ製。Wireless Power Consortium(WPC)が策定したワイヤレス充電の国際標準規格「Qi」(チー)に対応し、付属のワイヤレス充電器の上に置くだけで充電が可能だ。
ドコモの丸山誠治プロダクト部長は「携帯を置くだけで外出先でも気軽に充電できる」と話し、今後はインフラとしてワイヤレス充電器を広く導入していく考え。全日本空輸、TOHOシネマズ、プロントコーポレーションと協力し、空港ラウンジや一部店舗で体験できるようにする予定だ。
無接点充電技術のQiに対応した製品はパナソニックなどが発売。同規格に対応した製品であれば、メーカーを問わずにワイヤレス給電が可能だ。
関連記事
- 無接点充電器「Charge Pad」と対応電池、パナソニックが発売
パッドの上に置くだけで充電できる無接点充電器と対応電池「Charge Pad」シリーズをパナソニックが発売。スマートフォンの充電に使える大容量電池も。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.