東京電力は5月16日、電力不足に対応するため、常陸那珂火力発電所(茨城県東海村)の敷地内に合計25万キロワットの発電設備を新設すると発表した。
2.57万キロワットのガスタービン×2台、ディーゼル発電設備×183台を設置し、7月から運転を開始する予定。
東京電力は夏の電力供給力見通しを5620万キロワットに引き上げたが、東北電力へ最大140万キロワットの融通を行うため、今夏のピーク5500万キロワットに対して不足する見通し。政府は大口・小口需要家、一般家庭に対し一律15%の節電を求めている。
関連記事
- 政府、夏の節電目標は一律15%に 電力不足対策を決定
政府が夏の電力不足への対応策を正式決定。東電の供給力は上方修正したものの、想定ピーク需要に対し不足は続く見通しで、大口・小口需要家と一般家庭に対し一律15%の節電を求める。 - 家庭の15%節電、こうすればOK 政府「家庭の節電メニュー」
夏の電力不足対策として家庭にも15%の節電を求められることになった。具体的には何をすればいいのか──政府の「家庭の節電メニュー」によると、最も効果が高いのは「エアコン切って扇風機」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.