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ソーシャルゲームのZynga、プライバシーポリシー学習ゲーム「PrivacyVille」を公開
IPOを控えたZyngaが、ユーザーにプライバシーポリシーを理解してもらうためのチュートリアルゲームを公開した。ゲームを攻略すると、200zPointもらえる。
米ソーシャルゲーム大手のZyngaは7月7日(現地時間)、ユーザーに同社のプライバシーに関する取り組みをゲームを通じて学んでもらうための「PrivacyVille」を公開した。
Zyngaは、米FacebookなどのSNSで遊べる「FarmVille(日本名:ファームビレッジ)」などのソーシャルゲームを提供している。同社が株式公開に向けて米証券取引委員会(SEC)に提出した文書によると、同社の収益の大半はFacebook上のゲームからのものだという。Facebookはプライバシーの扱いでしばしばユーザーから批判を浴びており、最近では自動顔認識による写真のタグ付け機能が物議を醸した。
ZyngaはPrivacyVille公開の目的を、同社がサービスを通じて収集しているユーザーデータやその利用方法をユーザーに正しく理解してもらうことだとしている。
PrivacyVilleは、ファームビレッジに似た画面上の指示に従って「security」や「storage」などの項目をクリックするたびに説明が表示され、「OKAY」をクリックしていくことで先に進む。所要時間は5分ほどで、すべての項目を読み終わると簡単なクイズが表示され、これをクリアするとPrivacyVilleのツアーガイドの資格を与えられてゲーム内通貨10zCoinと200zPointを獲得できる。
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