Google、「Social Search」に「Google+」の投稿を反映
Google検索の結果に友達のコメントが反映される「Social Search」のソースとして、「Google+」でサークル内のメンバーが一般公開設定で投稿したコメントが追加された。
米Googleは8月12日(現地時間)、パーソナライズ検索機能「Social Search(日本語では「ソーシャル検索」)」で表示するコンテンツに、同社のソーシャルサービス「Google+」の一般公開投稿を追加したと発表した。
ソーシャル検索は、同社が2009年にLabsのプロジェクトとして提供を開始した機能。Googleのアカウントにログインした状態で検索すると、検索結果にTwitterでフォローしている相手やFlickrのコンタクト(これらをまとめてGoogleは“ソーシャルコネクション”と呼ぶ)がその結果についてコメントしていることが表示される。Googleは、これによってユーザーは検索結果の中から自分が信用している友達が評価しているコンテンツを選べるとしている。
Google+を利用しているユーザーがGoogleアカウントにログインした状態で検索すると、Google+のサークル内のユーザーのコメントが表示されるようになった。なお、表示されるのはコメントが一般公開に設定されている場合のみだ。
Social Searchにはこれらのほか、 Googleリーダーにフィード登録しているサイトにある関連性のある記事や、ソーシャルコネクション内の友達が+1ボタンをクリックしたコンテンツも反映される。ただし、米Facebookの友達の情報は反映されない。Facebookは米Microsoftと提携しており、Bingの検索結果にはFacebookの友達の情報が反映される。
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