ニュース
Samsung、フランスとイタリアでiPhone 4S販売禁止を申し立て
Samsungが、Appleが4日に発表した「iPhone 4S」がネットワーク技術の特許を侵害しているとして、フランスとイタリアで販売差し止めを求める。
韓国のSamsung Electronicsは10月5日(現地時間)、米Appleが4日に発表した「iPhone 4S」について、フランスとイタリアの裁判所に販売禁止を求める仮処分を申し立てると正式に発表した。
Samsungは、iPhone 4Sが同社のW-CDMAに関連する2つの特許を侵害するとしている。同社は公式ブログで「Appleはわれわれの知財を甚だしく侵害し、われわれの技術にただ乗りしている。われわれのイノベーションを守るため、法的措置をとる必要があると確信する」と説明する。
同社はフランスとイタリア以外の国でも、同様の予備的差し止めを申し立てる計画という。
スマートフォンとタブレットで競合する両社は、日本を含む各国で特許訴訟を争っており、SamsungのGALAXYシリーズの一部のモデルが現在、オーストラリアと欧州各国で販売中止になっている。
関連記事
- Samsung、各国でiPhone 4S販売禁止申し立て検討
- Apple、オーストラリアでのSamsungとの和解を拒否
- 「iPhone 4S」発表 デュアルコアA5プロセッサ搭載
- Apple、日本でもSamsung提訴 Galaxyの販売差し止め求め
- Apple、欧州でもSamsungに勝利 「Galaxy Tab 10.1」販売停止へ
- Samsung「Galaxy Tab」がオーストラリアで販売中止 Appleと合意
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.