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ネットワン、東京と大阪に遠隔バックアップシステムを構築
ネットワンは、EMCのユニファイドストレージ「EMC VNX5500」と重複除外バックアップ製品「EMC Avamar」を採用し、遠隔バックアップシステムを構築した。
ネットワンシステムズは10月11日、EMCのユニファイドストレージ「EMC VNX5500」と重複除外バックアップ製品「EMC Avamar」を採用し、東京と大阪の2拠点に遠隔バックアップシステムを構築したと発表した。災害時にもいずれかの拠点のシステムで事業継続に必要なデータを維持し、利用できるようにしたという。
両地区に設置したVNX5500にデータを保管し、東京に保管したデータについてはAvamarで重複除外を行い、バックアップを実施する。これにより、東京ではVNX5500に万が一障害が発生しても、Avamar内のデータを利用することで速やかにシステムを復旧するという。
また、東京地区のシステムが全てダウンするような大規模災害時には、EMCのサーバ仮想化サービス「Virtual Data Mover」を活用し、アクセス先を自動的に切り替えるようにした。「全国各拠点の社員が特別な設定を行うことなく、自動的に東京地区のデータと同期されている大阪地区のデータにアクセスできる」(同社)
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