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Samsung、日本とオーストラリアで「iPhone 4S」販売差し止めの申し立て
Samsungが、iPhone 4Sが同社のHSPAやUIの特許を侵害しているとして東京地裁に日本での同製品販売差し止めを求めた。同社は「iPhone 4」と「iPad 2」についても販売差し止めを求めている。
韓国のSamsung Electronicsは10月17日、東京地裁およびオーストラリアのニューサウスウェールズの裁判所に対し、米Appleの新スマートフォン「iPhone 4S」の販売差し止めを申し立てたと発表した。
Samsungはまた、日本での「iPhone 4」とタブレットの「iPad 2」ついても販売差し止めを求めたという。
日本での申し立てでは、HSPA技術および3件のユーザーインタフェース(フライトモードのアイコン、ホームスクリーンのカスタマイズ、アプリストアでの3部構成のカテゴライズ)に関する特許の侵害を申し立ての理由としている。
Samsungは、フランスとイタリアでもiPhone 4Sの販売禁止を求める仮処分を申し立てている。
Appleが4月に米国でGALAXYシリーズの特許侵害でSamsungを提訴したのを皮切りに、両社は世界各国で互いを提訴し合っている。10月に入り、オーストラリアと米国の裁判で、Appleが部分的な勝利を収めた。
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