ソフトバンクが10月27日発表した2011年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.8倍の2172億円と、4〜9月期の最高益を更新し、KDDI(1401億円)を上回った。
売上高は4.8%増の1兆5356億円。携帯電話事業で契約数が増加し、通信料収入が増加した。基地局増設と販売手数料の増加で売上原価・販管費は増加したものの、売り上げ増でこなして営業利益は18.3%増の3732億円、経常利益は23.9%増の3144億円に。米Yahoo!株式の売却益764億円などを含む特別利益1027億円の計上が最終益を押し上げた。
同期の携帯電話端末販売は前年同期比34万1000台増の521万5000台。スマートフォン販売が好調だったほか、「みまもりケータイ」やモバイルデータ通信端末の販売が拡大した。
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夏モデルのスマートフォンが好調な売れ行きを見せているKDDI。MNPはiPhone 4Sの投入を待たずに純増に転じ、通期の販売台数も「500万台は確実に超える」と田中社長が予測するなど目標の400万台を上回る見通しだ。
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