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ソニー、4期連続最終赤字に 円高、テレビ事業見直しで

ソニーが12年3月期の連結業績予想を下方修正し、純損益が900億円の赤字になる見通し。

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 ソニーは11月2日、2012年3月期の連結業績予想を下方修正し、600億円の黒字としていた純損益が900億円の赤字になる見通しだと発表した。通期の最終赤字は4期連続。円高のほか、テレビ事業の売り上げ減と再構築費用の計上が響く。

 売上高は6兆5000億円(前回予想は7兆2000億円)。営業利益は200億円(2000億円)、税引き前利益は100億円(1800億円)。

 円高や、タイ洪水の影響による一部製品の発売延期、液晶テレビの売り上げ減少などが影響。テレビ事業は収益改善に向けたリストラを断行するため、営業赤字は175億円に拡大する見通しだ。

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