Amazon、「Kindle Fire」を1日前倒しで出荷開始
Amazonが、15日に予定していた199ドルタブレット「Kindle Fire」を1日早く出荷する。99ドルのタッチパネル電子書籍リーダー「Kindle Touch」も前倒しし、15日に出荷する。
米Amazon.comは11月14日(現地時間)、タブレット「Kindle Fire」の出荷を開始したと発表した。予定していた15日より1日早まった。電子書籍リーダーの新モデル「Kindle Touch」の出荷も6日早まり、15日からとなった。両モデルとも今のところ米国でのみの販売。
Kindle FireはAndroidを採用した7インチディスプレイのタブレット端末。通信機能はWi-Fiのみだが、199ドルという競合タブレットを大幅に下回る価格設定で注目を集めている。「Amazon Instant Video」の10万本以上の映画やテレビ番組、「Amazon MP3」の1700万曲以上の楽曲、「Kindle Fire Newsstand」の400誌以上のフルカラーの雑誌、「Amazon Appstore」の数千本のアプリやゲームを利用できる。こうしたコンテンツを「Amazon Silk」と「Amazon Cloud」で利用することで、快適に楽しめるとしている。
Kindle Touchはタッチパネル採用の電子書籍リーダー。Wi-Fiモデルが広告スクリーンセイバー付きで99ドルで、3G対応版は149ドルだ。
Kindle Fireは先行予約の段階でAmazonのベストセラーになっており、同社は2011年中の生産台数を500万台以上に増やしたと報じられている。
米Barnes & NobleがKindle Fire対抗で発表した「NOOK Tablet」の出荷は11月18日に予定されている。
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