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EMC、コンテンツ事業者向けストレージを発表 課金システム用のオプション製品も
EMCが発表したスケールアウト型ストレージ「Atmos 2.0」は論理的に無制限の容量拡張性を有するという。
EMCジャパンは11月29日、主としてコンテンツ事業者向けのストレージ製品「EMC Atmos 2.0」を発表した。同日より提供を開始する。
同社によるとスケールアウト型のストレージであるAtmosは、論理的に無制限の容量拡張性を有するという。単一のネームスペースを備えており、ユーザーがファイルシステムの構造などを意識することなく利用できるとしている。EMCジャパンは同製品を「クラウドに最適なオブジェクトベースストレージ」と位置付けており、マルチサイトに展開した各オブジェクトに対し、データ保護やライフサイクルに関するポリシーを、要件に応じ柔軟に設定できるという。
なおオプションとして用意されるAtmos Cloud Delivery Platformはリソースの利用状況をレポートできるパッケージソフトウェア。マルチテナントのIaaSビジネスを展開する際に必要となる認証や課金システムの構築を支援するもの。どちらも価格は個別見積りとなる。
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