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全国の渋滞状況、Googleマップでチェック可能に ユーザーの位置情報から算出
Googleマップに全国の道路の交通状況を確認できる機能が登場。スマートフォンユーザーの位置情報機能を収集、速度データなどから通行状況を計算して表示しているという。
Googleマップに12月9日、全国の道路の交通状況を確認できる機能が加わった。スマートフォンユーザーの位置情報機能を収集し、速度データなどから通行状況を計算して表示しているという。
Googleマップの右上のレイヤーから「交通状況」を選択すると、地図上に交通状況を表示。道路が赤ならば遅く、緑なら高速に車が流れていることを示している。左下の窓から「変更」をクリックすると、過去のデータをもとにした曜日・時刻別の交通状況も表示される。モバイルGoogleマップ ナビでは、交通状況を考慮して目的地までの到着時間を計算してくれる。
データは、Android端末やiPhoneなどスマートフォンユーザーの位置情報を利用。ユーザーが「My Location」(現在地)の機能を有効にしている場合にGoogleに送られる位置情報と速度データを利用し、交通状況を計算しているという。
Googleに送られるデータは匿名化されており、「大量の匿名データの処理を繰り返していくことで、さらに制度の高い交通情報を提供できるようになり、より多くの方が参加することで精度も高くなる」としている。だがプラバシー保護の観点から「My Location機能を通じて情報を提供するか否かはユーザーが任意で決めることができる」として、無効にする方法を紹介している。
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