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Microsoft、「Kinect for Windows」を日本ほかで2月1日に発売:2012 Internatinal CES
Windowsを音声やジェスチャーで操作できるようにする「Kinect for Windows」が、日本でも2月1日に発売される。
米Microsoftは1月9日(現地時間)、ネバダ州ラスベガスで開催の2012 Internatinal CESにおいて、モーションコントローラー「Kinect for Windows」を2月1日に日本を含む数カ国で発売すると発表した。米国での希望小売価格はソフトウェアと1年の保証期間付きで249ドル。Xbox 360向けより100ドル高い。
同社は10月に、KinectをWindows 7で使えるようにするソフトウェア開発キット(SDK)「Kinect for Windows SDK」の商用アプリ版を、11月にはハードウェアを2012年早々に公開すると発表していた。SDKは現時点ではまだβ2で、Kinectのページからダウンロードできる。
2月1日にKinect for Windowsを発売するのは、日本、米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、メキシコ、ニュージーランド、スペイン、英国。販売台数は限られるが、多数の小売り業者から販売する。年内に、アカデミックパック(149ドルの予定)を提供する計画という。
Microsoftによると、昨年1年でKinectは1800万台売れたという。Kinect for WindowsをPCに接続することで、Windowsを音声やジェスチャーで操作できるようになる。既に多数の開発者が非商用SDKを使って医療や教育関連のソフトウェアを構築している。
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