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Google、Google Mapsで地震や洪水などの警戒情報を提供
「Google Public Alerts」では、警戒警報が出ている地域をリアルタイムで地図上に示す。まずは米国立測候所などとの提携で米国内でスタートし、今後提供地域を拡大していく計画だ。
米Googleの慈善活動部門Google.orgは1月25日(現地時間)、災害対策プロジェクト「Google Crisis Response」の一環として、Google Mapsで地震や洪水、治安などの警戒情報を提供する「Google Public Alerts」を発表した。米国の各種緊急事態管理組織との提携により、Google Mapsの検索結果に警報を表示する。
Google Public Alertsのページの地図上でリアルタイムの警報を一覧できるほか、Google Mapsの検索で例えば「storm Alaska(嵐 アラスカ)」というように災害名と地名を入力すると、その地域で警報が出ている場合は検索結果のトップに表示され、「more info」をクリックすると災害の詳しい状況を説明するページに飛ぶ。
同サービス立ち上げに当たって、米海洋大気庁(NOAA)、米国立測候所、米地質調査所(USGS)と提携した。Googleは今後、このサービスの提供範囲を米国外にも拡大していく計画で、公的安全機関にプロジェクトへの参加を呼び掛けている。
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