Microsoft、iPadで利用できる「Dynamics CRM」を発表
Microsoftが顧客関係管理ツールをiPadやAndroid、Windows Phoneで利用できるようにする「Microsoft Dynamics CRM Mobile」を第2四半期にリリースする。
米Microsoftは2月6日(現地時間)、第2四半期(4〜6月)にCRM(顧客関係管理)製品「Microsoft Dynamics CRM」のサービスアップデートを実施し、主要モバイル端末で利用できるモバイルクライアントサービス「Microsoft Dynamics CRM Mobile」を追加すると発表した。
同アプリは、Windows Phone 7、米AppleのiPadとiPhone、米GoogleのAndroidを搭載する端末、カナダResearch In Motion(RIM)のBlackBerryに対応する。このアプリからは、Dynamics CRMのすべての機能を利用できるという。日本語版もリリースされる。
同アプリは、1ユーザー当たり月額30ドル(米国の場合)からで、1人のユーザーが3台までの端末にインストールできる。
また、このサービスアップデートにより、Microsoft Dynamics CRMのWebクライアント版が複数のWebブラウザに対応する。Windows XP/Vista/7上のInternet Explorer(IE)7以上、Firefox 6以上、Google Chrome 13以上と、Mac OS X上のFirefox 6以上とSafari 5.1.1以上、iPad 2のSafari 5.1.1以上で利用できる。
Microsoftは同日、このサービスアップデートに関する詳しい説明を記載した「Release Preview Guide(リンク先はPDF)」を公開した。
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