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Apple、公正労働協会にFoxconnほか受託工場の監査を依頼
1月に公正労働協会(FLA)に加盟したAppleの要請を受け、FLAがFoxconnやPegatronなど、同社受託工場の監査を開始した。
米Appleは2月13日(現地時間)、同社の要請を受け、公正労働協会(FLA)がApple受託製造工場の特別任意監査を実施すると発表した。まずは同日、深センにある台湾Foxconn Electronicsの工場の監査を、FLAの労働権のエキスパートチームが開始した。
Appleは1月にFLAに加盟している。ティム・クックCEOは発表文で、「われわれはすべての労働者は安全で公正な労働環境で働く権利を持っていると信じている。それが、われわれの最大のサプライヤーの監査をFLAに依頼した理由だ」と語った。
FLAはこの監査で、数千人の労働者に職場環境や労働時間などについてインタビューし、工場や社員寮を視察する。
Foxconnの工場では爆発事故が起きたり、従業員の自殺が何度か報道されている。
FLAはFoxconnのほか、台湾Quanta Computerと台湾Pegatronを監査する計画。
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