mixi/Twitter連携の位置情報アプリ「Pelo」リリース
ミクシィが予告していた位置情報アプリ「Pelo」が登場。mixiかTwitterのアカウントでログインして居場所を共有する「お出かけ専用つぶやきアプリ」だ。Facebook連携も予定している。
ミクシィとバスキュールの合弁会社・バスキュール号は2月14日、位置情報を活用したiPhone向け無料アプリ「Pelo」をリリースした。mixiかTwitterのアカウントでログインでき、外出先でつぶやくことで友人や家族らと今いる場所を共有する「お出かけ専用つぶやきアプリ」だ。今後はFacebook連携も予定している。
Twitterと連携したサービスとしてミクシィが昨年予告していたアプリ。位置情報機能によるチェックインを活用して友人らとコミュニケーションを深めるほか、緊急時や災害時に居場所を確認し合えるインフラとしての役割も果たしたいという。
地図を使ったインタフェースがベース。mixiかTwitterのアカウントでログインすると、地図が表示されて自分や知人がどこにいるのかを表示。場所にチェックインしてつぶやくことで居場所を共有できるほか、チェックイン時に「FREE」ボタンを選ぶことで時間が空いていることを伝え、オフラインのコミュニケーションも促す。アプリ内で散歩のおともとしてペットを連れ歩き、チェックインや移動距離、場所に応じて100種類以上のバッジを獲得できるゲーム的要素もある。
広告による収益モデルを検討しており、O2O(Online to Offline)キャンペーンの第1弾として、3月6日から1万人を対象にローソンのデザート無料クーポン配布イベントを実施する。
SNSを選んでログイン可能にすることで、仕事とプライベートでのSNSの使い分けといったニーズにも対応する。今後、Facebookによるログインやチェックイン予約機能、Android版のリリースを予定している。
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