米ビジネス誌ForbesのWebサイトは2月22日付けで、ソニーがプレイステーション 3(PS3)の後継機となる家庭用ゲーム機を開発しており、米AMDがグラフィックスを担当すると報じている。
AMDはコメントを断ったものの、1月に行われたアナリスト説明会で、トーマス・セイファートCFOは2012年の売り上げを牽引するトレンドの1つとしてゲーム分野を挙げていたという。ソニーもコメントを断ったという。
現行機であるPS3のグラフィックスは、米NVIDIAがGeForce 7800 GTX世代のGPUをベースに開発したカスタムチップである「RSX」を採用している。米MicrosoftのXbox 360はAMD(旧ATI)製グラフィックスチップを採用しており、任天堂も今年年末商戦向けに発売する次世代機「Wii U」ではAMDのGPUを採用する。
PS3が発表されたのは2005年5月、発売は06年11月と時間が経っており、6月のゲーム展示会「E3」で“PS4”が披露されるのでは──という噂もあるが、ソニーの社長に就任する平井一夫副社長は「PS3のライフサイクルは10年」として、今年のE3での発表を否定している。
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