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アプリによるネットワーク負荷軽減へ、GSMAが開発者向けガイドライン
スマートフォンによるネットワークトラフィックの低減を図り、GSMAがアプリ開発者向けガイドラインを公表した。
世界の携帯電話事業者で構成する業界団体・GSMAは2月27日(現地時間)、スマートフォンの普及によるネットワークトラフィック増加の抑制を図り、アプリ開発者向けガイドライン「Smarter Apps for Smart Phones」を公表した。
NTTドコモなど22社によるタスクフォースの支持で公表する。ネットワーク負荷の低減や消費電力削減、セキュリティの強化を図るアプリ設計について指針を提示し、iOS、Android、Windows Phoneの各OSごとに推奨する設計を示している。
ガイドラインに沿ったアプリの開発を促すため、コンテスト「Smarter Apps Challenge」を開催する。
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