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ドコモとEye-Fiが提携 クラウドサービス融合へ
ドコモとEye-Fiが業務提携。無線LAN内蔵SDカード経由で写真を自動的保存するEye-Fiのサービスとドコモのパーソナルクラウドを連携させていく。ドコモはEye-Fiに出資。
NTTドコモと米Eye-Fiは2月29日、業務提携すると発表した。写真を自動的にクラウドに保存するEye-Fiのサービスと、ドコモのパーソナルクラウドサービスと連携させていく。ドコモはEye-Fiに資本参加する。
Eye-Fiカードは、無線LAN機能を内蔵したSDメモリーカード。同カードを使い、デジタルカメラで撮影した画像を自動でクラウドに保存するEye-Fiのサービスと、ドコモが進めるパーソナルクラウドサービスを連携させていく。
まず3月から、Eye-Fiの自動ストレージサービスと、ドコモの「お便りフォトサービス」を連携。Eye-Fiで撮影した写真をフォトフレーム端末「お便りフォトパネル」に自動転送できるようにする。
同カードはPCから初期設定が必要だが、4月以降、スマートフォンアプリから設定ができる新製品を世界に先駆けて日本で発売。ドコモの販売チャネルで新製品を取り扱うことで合意した。
また今後、Eye-Fiの自動ストレージサービスのドコモでの販売や、クラウドサービスでの連携を検討していく。
提携関係を強固にするため、ドコモはEye-Fiに対し約1400万ドルを出資した。
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