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Microsoftの「Windows Azure」、閏年関連バグでダウン
MicrosoftのクラウドサービスWindows Azureが複数の地域で約9時間にわたってダウンした。原因は閏年に関連するソフトウェアのバグだ。
米Microsoftのクラウドサービス「Windows Azure」で、太平洋時間の2月28日午後5時45分くらいから複数の地域(東アジア、西アジア、北米、北ヨーロッパのそれぞれ一部)でサービス障害が発生し、本稿執筆現在も完全には復旧していない(日本時間の1日17時40分現在、ほぼ復旧した。公式発表はまだ更新されていない)。
Microsoftは公式ブログで謝罪し、現在、復旧作業と原因究明に努めていると発表した。原因は閏年の処理に関連するソフトウェアのバグという。
どの地域でまだ問題が残っているかは、サービスダッシュボードで確認できる。日本が含まれる東アジア地域のサービスは、データ同期機能以外はほぼすべて復旧している。
同社によると、太平洋時間の29日午前2時57分にはほとんどの地域で復旧したという。一部の地域では約9時間にわたってサービスが使えなかったということだ。この障害は、顧客のストレージには影響しないとしている。
変更履歴:本文中、「広い地域でサービス障害が発生し、」としていたところを「複数の地域(東アジア、西アジア、北米、北ヨーロッパの一部)」に修正し、「約9時間にわたってサービスが使えなかったということだ。」に「一部の地域では」を追加しました。また、一段落目にほぼ復旧したことを追加しました。概要部分も本文に合わせて修正しました。[2012/3/1 17:40]
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