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シャープ、ロボット家電に参入 “気分”が変わる掃除機「COCOROBO」

人工知能や音声認識などの技術を活用したロボット家電にシャープが参入。第1弾の掃除機「COCOROBO」は“気分”が変わったり、スマートフォン連携が可能だ。

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 シャープは5月8日、ロボット技術を活用した「ロボット家電」に参入すると発表した。人工知能や音声認識などの技術を活用し、「人とコミュニケーションするロボット家電事業で新しい市場を切り開く」という。第1弾として、ロボット掃除機「COCOROBO」(ココロボ)を6月上旬に発売する。

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RX-V100
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 COCOROBOは人工知能「ココロエンジン」を搭載。充電量や掃除の状況によって“気分”が変化し、言葉やアクションなどを組み合わせて多彩な反応をするという。音声認識機能によりユーザーの呼び掛けに反応して運転でき、ユーザーが「きれいにして」と指示する時でも、普通の気分なら「ハイ」と、いい気分なら「ワカッタ♪」などと答えるという。

 本体カメラで撮影した部屋の様子を外出先からスマートフォン(Android/iOS)で確認したり、在宅時に本体カメラの映像をスマートフォンで見ながらCOCOROBOの操作や撮影も可能な機能、定型文をCOCOROBOの音声で読み上げる機能も備える。

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外出先から本体のカメラで室内をチェックできる

 掃除機としては独自の強力吸塵システムを採用し、クリーン排気に高濃度プラズマクラスターイオンを放出する機構を搭載。超音波により障害物を検知・回避し、15ミリの段差を乗り越えることが可能といい、充電残量が2割未満になると自動的に充電台に戻る。

 「RX-V100」と、音声コミュニケーション機能やカメラなどを省いた「RX-V80」の2機種。サイズは346(直径)×96(高さ)ミリ、重さ3.3キロ。オープン価格。

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