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「3DSに大画面版」日経報道に任天堂「全くの憶測記事」
「『ニンテンドー3DS』の大画面版が今夏にも発売」などと日経新聞が報じた記事について、任天堂は「数多くの間違いが含まれた全くの憶測記事」と強い調子のコメントを公表。
日本経済新聞が6月5日付けで「任天堂が『ニンテンドー3DS』の大画面版を今夏にも発売する」などと報じた記事について、任天堂は「当社が発表あるいは事実確認したものではなく、数多くの間違いが含まれた、日本経済新聞社の全くの憶測記事です」と強い調子のコメントを公表した。
同紙の報道によると、3DSの大画面版は早ければ今年夏にも発売し、画面サイズは現行の約1.5倍の4.3インチ程度になる見込みという。年末発売予定の据え置き型「Wii U」には「カーナビゲーションや電子書籍などの機能」を搭載し、価格は3万円程度になるという。
任天堂はゲーム業界イベント「E3」に合わせて日本時間6月6日午前1時からカンファレンスを開く予定。岩田聡社長によると、カンファレンスはWii Uについての発表が中心になり、3DS関連についてはまた別途知らせる機会を設ける予定という。
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