「Samsung Facebook」のうわさをSamsungが全面否定
SamsungがFacebook対抗の独自ソーシャルメディアサービスを準備中という報道をSamsungが否定した。
韓国Samsung Electronicsは6月14日(現地時間)、前日に韓国の英字紙Korea Timesが伝えた「Samsung Facebook」のうわさは事実無根だと否定した。
Korea Timesは、匿名のSamsung幹部からの情報として、Samsungが2013年初頭にFacebookのような独自のソーシャルネットワーキングサービスを立ち上げると報じた。このサービスは、同社のスマートTVやスマートフォン、タブレット向けコミュニケーションサービス「Family Story」をベースに、スマートフォンやスマートTV、デジタルカメラなどネットワークに接続する端末で利用できるものになるとしていた。
Samsungは昨年からクロスプラットフォームのモバイルチャットサービス「ChatOn」を提供しており、このサービスとFamily Storyを統合すればFacebookに対抗するサービスを構築できるという。
これに対しSamsungは公式ブログで「SamsungがFacebookに似た“Samsung Facebook”なるサービスを開発しているという報道があったが、これは真実ではなく、うわさは事実無根だ」と語った。
また、Family Storyは2012年2月から提供しているが、このサービスは名称通り家族内のコミュニケーションや写真の共有を目的としたものであり、Facebookとまったく異なるものだと強調。Family Storyのアップデートは予定しているが、現行機能を強化するだけだと語った。
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