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「LINE」がプラットフォームに進化 タイムライン搭載、ソーシャルゲームや仮想通貨も
「無料メッセンジャーソフト」だったLINEがプラットフォームに進化。タイムラインの搭載でSNSに踏み出し、ソーシャルゲーム配信や仮想通貨によるコンテンツ購入も行える「LINE Channel」がスタート。
NHN Japanは7月3日、メッセンジャーソフト「LINE」のプラットフォーム化を進める方針を発表した。コンテンツ企業などが参加できる「LINE Channel」を追加するほか、タイムライン機能を搭載してSNSに踏み出す。KDDIとの提携も発表した。
LINE Channelでは、ソーシャルゲームを配信する「LINE Game」や、講談社が参加する「LINE トークノベル」、リクルートと組む「LINE COUPON」、レコチョクと組む音楽配信「LINE SOUNDS」、仮想通貨「LINE COIN」──などを開始する。APIも公開する予定。「スマートフォンのサービスゲートとして、ある種のポータルサイトのように展開していく」という。
またユーザーのマイページとなる「ホーム」とタイムライン機能を追加。ユーザーの投稿に対して別のユーザーがスタンプで評価するなどの機能を備える。
パートナーを広く募るため、パートナー企業向けサイトを開設した。海外展開も強化し、現在4500万人のユーザーを2012年中に1億人に拡大する目標を掲げている。
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