ビジネスSNSの米LinkedInは7月16日(現地時間)、「ホーム」ページのデザインを更新したと発表した。向こう数週間で、全ユーザーが新ページを利用できるようになる。
同社は6月末、米TwitterがサードパーティーによるAPI利用に関するガイドラインを厳格にすると発表した際、LinkedIn内でのツイートの表示を終了させたが、今回の更新でLinkedIn内での新着情報が従来より入手しやすくなる。
画面トップのツールバーを含む全体のデザインが変わり、ツールバーに「News」項目が追加された。ここから「LinkedIn Today」を開くことができる。
「すべての更新」の表示方法も変わり、ユーザーの履歴に基づいて関連性の高いとLinkedInが判断した情報が優先的に表示される。他のアカウントの投稿だけでなく、LinkedIn Todayのニュースも表示されるようになった。「すべてを更新」がプルダウンメニューになり、ここで「最近の更新」「LinkedIn Today」などを選ぶことで表示内容を変更できる。また、従来は新着情報をさかのぼって閲覧するには「さらに表示」をクリックする必要があったが、自動スクロールで表示するようになった。
LinkedInは、就職活動やビジネスネットワークの拡大に利用できるビジネスに特化したソーシャルサービス。日本語にも対応しており、2012年3月末段階の総ユーザー数は1億6100万人という。
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