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「Google Wallet」がクラウドベースに 米4大カードに対応
米ユーザー向けAndroid端末のモバイル決済サービス「Google Wallet」で、MasterCardに加えてVisa、American Express、Discoverも使えるようになった。
米Googleは8月1日(現地時間)、決済サービス「Google Wallet」のモバイルサービスをクラウドベースに移行し、従来のMasterCardに加え、Visa、American Express、Discoverのクレジットカードおよびデビッドカードにも対応させたと発表した。
Google Walletは2011年9月に米国でスタートした決済サービス。当初はNFC利用のモバイル決済サービスだったが、オンライン決済サービス「Google Checkout」と統合され、現在はモバイルとWebで利用できる決済サービスになっている。
オンラインサービスは日本を含む160カ国で利用できるが、モバイル決済サービスを利用できるのは今のところ米国で対象端末(Androidの一部機種)を使うユーザーのみだ。
モバイル決済サービスでは、従来はクレジットカード情報を端末内の安全な保存領域に保存していたが、今回のアップデートでGoogleのデータセンターに保存するようになった。端末内には、決済に利用するGoogle Wallet IDのみを保存する。
また、端末を紛失したり盗難に遭った場合に、WebからリモートでWalletの機能を無効にできるようになった。
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