8月3日の東京株式市場で、前日に業績見通しの悪化を発表したシャープが一時ストップ安に。同じく見通しを下方修正したソニーも大幅安となった。
シャープは一時、前日終値比で80円安の187円となり、年初来安値を更新。終値は75円安(-28.09%)の192円だった。時価総額は2132億円に落ち込んだ。
ソニーは一時、87円安の877円に。終値は67円安(-6.95%)の897円だった。
シャープは2012年度の最終赤字が従来予想の300億円から2500億円に悪化する見通しを公表。ソニーも営業利益予想を当初から500億円減の1300億円とするなど、下方修正した。
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