五輪中継に秘められた日本の独自技術がすごい件:Weekly Access Top10
ロンドン五輪でシンクロナイズドスイミングの予選が始まった。勝負の裏側で、実はこれまでの五輪と全く違った映像がお茶の間に中継されているのにお気づきだろうか。
ITmedia ニュース Weekly AccessTop10
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先週は、一般ユーザーがYouTubeの投稿動画に広告を載せて収益を得られる「YouTubeパートナープログラム」に関する記事がランクイン。YouTube広告のみで生計を立てている人もいる――といった内容に、Twitterユーザーからは「自分も動画上げるだけで生活したい」「なかなか難しい気はする」といった声が上がっていた。
ところで8月6日現在、7月に掲載されたある記事が再び記事ランキング18位に入っている。水中映像をスムーズに合成するNHKの独自カメラが五輪中継に使われる――という記事で、ロンドン五輪のシンクロナイズドスイミング予選が始まった8月5日からアクセス数を伸ばし、ランキング再登場を果たしている。
このカメラは、水中と水上それぞれで撮影した映像を、水面を挟んだ1つのスムーズな映像に合成するというもの。今回のオリンピックではNHKがこのカメラで撮影した映像を各国の放送局に提供しているため、5日夜にテレビ朝日系で放映されたシンクロの中継でもこの映像を見ることができた。
記者も昨晩シンクロ予選を見たが、この記事のことを思い出すまで全く変化に気付かないほど自然に“合成映像”に見入ってしまった。これが最新技術によって作られた映像だということは、おそらくシンクロ中継を長く見てきた人でないと気付かないだろう。
シンクロ デュエットの日本代表は現在、予選のテクニカルルーティンで5位という状況。メダル獲得への壁は高いという声も聞かれるが、日本の独自技術が込められたテレビ中継のこちら側で精一杯応援したい。
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