ツイートの「詳細」からクライアントアプリ表示が消滅 モバイルに続きWebでも
Twitterに投稿されたツイートが、どんなクライアントアプリから投稿したかが分かる「〜から」表示が公式Twitterから消滅した。Display Guidelinesがガイドラインでなく規則になる約半年後には、サードパーティーアプリからも消えることになる。
米TwitterのWebアプリ(www.twitter.com)でツイートを詳細表示にすると表示されていた投稿クライアントの種類が表示されなくなった。米ブログメディアのThe Next Webが8月28日(現地時間)に指摘した。モバイルアプリでは、少し前のバージョンから既にクライアント表示は消えていたが、Webアプリにも適用された。
従来は、下の画像(iOS版公式アプリのバージョン4.3)のように、そのツイートをどんなクライアントアプリから投稿したかが分かるようになっていた。
現在、Webアプリでも、モバイルアプリでも、公式アプリでは投稿元の確認ができなくなった(下の画像はwww.twitter.comでの詳細表示。このアカウントはHootSuiteから投稿している)。
サードパーティーのアプリ(下の画像はGoogle Chromeのプラグイン「Silver Bird」)で投稿元クライアント表示するものは多いが、17日にTwitterが発表したように6カ月後にDisplay Guidelinesがガイドラインではなく規則になれば、サードパーティーアプリからも投稿元クライアント表示は消えることになる。
少なくとも筆者のタイムラインでは現在、公式モバイルアプリからの投稿(「Twitter for Android」というように表示される)はほとんどない。投稿元クライアントが表示されなくなれば、どのクライアントアプリが人気かどうかが分かりにくくなるだろう。
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