米Facebookは9月21日(現地時間)、Facebookでの検索履歴をアクティビティログに追加し、ユーザーが削除できるようにしたと発表した。この機能は向こう数週間のうちに全ユーザーが使えるようになる。
アクティビティログとは、タイムラインのカバー写真の下にある「アクティビティログ」をクリックすると表示されるユーザーの行動履歴。ユーザー本人だけが見ることができる。自分の投稿、友達の投稿へのコメントやいいね!、イベントへの参加などが時系列に表示され、公開範囲を変更したり、タイムラインに表示させなくしたり、削除するなどの管理ができる。
このアクティビティログに自分の検索履歴が表示され、削除できるようになる。削除するには、他のアクティビティと同様に右端のアイコンをクリックする。なお、検索履歴は初期設定で「自分のみ」に表示されるようになっており、この設定は変更できないようだ。
Facebookは最近、検索結果に広告を表示させる「Sponsored Results」の提供を開始している。このことからも、検索履歴データがターゲティング広告に使われていることが分かる。例えばあまり興味のないブランドや企業を検索した履歴などは削除しておくと、自分にとって的はずれな広告を見なくて済む可能性が高くなるかもしれない。
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