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Kodak、一般向けプリンタ事業からも撤退へ
経営再建中のEastman Kodakが、デジタルカメラに続き、一般向けインクジェットプリンタ事業からも撤退すると発表した。今後は顧客向けインク販売のみ継続する。
経営再建中の米Eastman Kodakは9月28日(現地時間)、コンシューマー向けインクジェットプリンタの販売を段階的に終了すると発表した。2013年からは、インストールベース向けのインク販売のみ行う。
これに伴い、既に発表している3700人に加え、さらに200人の従業員を削減する。
同社は今後、企業向けサービスと、一般向けではオンラインプリント、店頭でのプリントといった、“より大きな収益拡大のチャンスをもたらす領域”に注力していくという。
同社は1月に破産法適用を申請した。2月にはデジタルカメラ市場からの撤退を発表している。
2013年中には米国内での経営再建を完了する見込みという。
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