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ドコモ版iPhoneは「模索中」 MNP流出増は「iPhone 5の影響受けた」と加藤社長
「iPhoneを金輪際、扱わないというわけではない」――NTTドコモの加藤社長は、iPhone 5発売の可能性について問われ、これまでと同様の説明を繰り返した。
「iPhoneを金輪際、扱わないというわけではない」――NTTドコモの加藤薫社長は10月11日に開いた冬モデルの発表会で、iPhone 5発売の可能性について問われ、これまでと同様の説明を繰り返した。
「iPhone 5は魅力的な端末だが、サービスとネットワーク、端末を一体で提供したいわたしどもと、Appleのやり方は少し違う。共存共栄でき、(Appleに)ご納得いただける方法を模索している」という。
iPhone 5が発売された9月の番号ポータビリティ(MNP)の利用実績は、KDDI、ソフトバンクモバイルが転入超過だった一方、ドコモは9万5200の転出超過となった。加藤社長は「iPhone 5の発売で一定の影響を受けたが、総販売数や新規販売、量販店シェアはそれほど影響を受けていない」と話し、MNPでの流出は想定内ととらえているという。
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